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ピッチコンテスト「Hardware Cup 2017」の世界決勝に出場する日本チームが決定。米東海岸のスタートアップ・エコシステムを体験する企画を同時開催
Makers Boot Campが事務局を務めるモノづくり起業 推進協議会(以下「本協議会」)は、2017年4月19日に米ピッツバーグで開催されるハードウェア・スタートアップ向けピッチコンテストの世界決勝大会「Hardware Cup 2017」に日本代表として参加するスタートアップ企業を選出しました。決勝のピッチコンテストに参加するのは、網膜走査型レーザアイウェアの製造販売を手がける「QDレーザ」。また決勝大会にあわせて開催される日本ブースでの製品展示と、投資家との面談にはQDレーザに加えて、「PLENGoer Robotics」と「VAQSO」の2社が参加します。
Hardware Cup 2017は、米国の著名ハードウェア・アクセラレーター「AlphaLab Gear」が2015年から開催しているハードウェア・スタートアップ向けピッチコンテストです。2017年はボストンやシカゴ、オースティンなど米国の7都市で開催される地区予選の1位のチームと、日本や韓国、カナダなどで選出された代表チームにより競われます。優勝チームは5万ドルの出資を受けられるほか、COMPUTEX TAIPEIへの参加権などの副賞が用意されます。また決勝の翌日の4月20日には、全米各地から集まった投資家と参加スタートアップとのミーティングが設定されます。 Hardware Cup 2017に参加する3社は、去る2月9日に大阪で開催されたハードウェア・スタートアップ向けピッチコンテスト「Monozukuri Hardware Cup 2017」で 入賞した上位3社です。優勝したQDレーザは、全日本空輸(ANA)が提供する日本 – ニューヨークの往復航空券と旅費補助(30万円)を、2位のPLENGoer Roboticsは旅費補助(20万円)、3位のVAQSOは旅費補助(10万円)を、それぞれ副賞として受賞しました。 本協議会は世界決勝大会に出場する日本代表チームに同行するほか、決勝大会の直前の4月17日と18日に、米ニューヨークで「Monozukuri Demo Day Spring 2017 (以下「Demo Day」)」を開催します。Demo Dayには日米のハードウェア・スタートアップやクリエイティブ・プロジェクトなどが自社製品を、ニューヨークのメディアや投資家を前にデモすることで、認知向上や資金調達、事業提携などを目指すものです。 さらに本協議会は、ピッツバーグとニューヨークで、スタートアップの成長を支える「育成エコシステム」の視察ツアーを開催します。日本ではあまり知られていない「シリコンバレー外」の地域における、米国でのスタートアップ育成のための取り組みを、地元のスタートアップ関係者が集まるイベントに前後して実施することで、日本におけるスタートアップ育成のヒントを得ることを目的とした視察が可能になります。ツアー期間は4月17日(ニューヨーク現地集合)から4月20日(ピッツバーグ現地解散)の予定です。 Monozukuri Demo Day Spring 2017 及び視察ツアーに関するお問い合わせ 以下のウェブページにあるお問い合わせフォームから「米国視察ツアーへのお問い合わせ」を選択し、必要事項をご記入ください: http://monozukuri-startup.jp/contact/ モノづくり起業 推進協議会について 昨今、日本の誇る「モノづくり」のノウハウを生かして、新しいビジネスを生み出す「スタートアップ(起業)」を推進していく機運が高まっています。この機運を具体的な活動につなげるために、2016年9月に「モノづくり起業 推進協議会」(会長: 牧野成将。事務局所在地: 京都市)をDarma Tech Labs(本社京都市)、FabFoundry(本社ニューヨーク市)、TechShop Japan(本社東京都港区)の3社が立ち上げました。