【イベントレポート3】ファンディング&クラウドファンディングーNYと日本

【Monozukuri Hub MeetUp 8/1】 ファンディング&クラウドファンディングーNYと日本 イベントレポート vol.3

8/1のイベントレポートは3回に分けて掲載


今回は3回目である京都で”ハードウェアの開発支援”をおこなっているMakers Boot Campは2016年8月1日、MTRL Kyotoで月一回のイベント「ものづくりハブミートアップ」をNYのFabFoundryと共催で開催した。今回は世界でのファンドとクラウドファンドの現状について講演やパネルディスカッション、懇親会と来場者は新しいテクノロジーのファンディング活動について理解を深めた。

参加者から登壇者へのQ&Aでは、「Q:試作に関する高いハードルをいかに乗り越えるか?A:スタートアップそのものに価値があるのであれば、ダンボールで出来た試作品でも構わないケースもある。」 セッション後半は京都工芸繊維大学の准教授スシ・スズキ氏が司会役となり、ニューヨークーからのスタットアップThe Cratedの代表ミーシャ・ブルックス氏とジャン・チュイ氏、Bonboutonのチーフデザインオフィサーのトゥイ・ファン氏、合計3名のパネリストによるパネルセッションが行われた。
最初にスズキ氏から「smart apparel」といったITファッション産業に関わる専門用語によりわかりやすい説明と最終的な目標はなんなのかを三名のパネリストに求めた。
The Crated 「smart apparelとは通常の洋服のようでありながら、センサーを使い体の状態をデータ化することが可能となります。私たちのゴールはスマートアパレル産業を作ることです」

Bonbouton「様々なファッションブランドと協力して現在開発中の「Bonbouton」を世に広める仕組みを作ることです」
その後スズキ氏からは、今回のテーマであるファンド&クラウドファンディングについて理解を深めていくため、これまでどのようにファンドレイジングにを行ってきたのか、今後のプランについての質問が向けられた。
The Crated 「ファッションとテクノロジーを組み合わせるというアイディアに対してヴェンチャーキャピタル(VC)とアクセルレーターからの投資を受けています。NYではファッション関連の企業とのコラボレーションを進めてきました。通常大企業とのミーティングを設定することは不可能近いですが、Makers Boot Campの助けを得て日本のテクノロジー系の大企業と話を進めることができています。私たちの体験からアメリカはクリエーションの点で優れ、日本は適応力に優れていると言えると思います。」

Bonbouton「創業者のリン・リー氏は大学の研究者であるので、私たちは政府機関からの資金を得ています。デザイナーとして発言させていただくと、アメリカでは大きなアパレル会社と働くことはコントロールを失うことになります。なので小さいけれども優れたデザイナーとコラボレーションを結びたいと思っています。またBonboutonのターゲットとしては医療関係や安全に関する分野を考えています。」京都工芸繊維大学からの司会スシ・スズキとThe CratedのMeisha BrooksとGian CuiPanel discussionの後は、参加者と登壇者が分け隔てなく交流を行い、今後の開発やものづくりに関する意見を交換する場となった。

次回の「Monozukuri Hub Meetup」の開催は8月23日。テーマは「ファッション&テクノロジー」である。今回のパネルディスカッションの登壇者であるThe Crated とBonboutonは日本滞在の成果を発表予定である。

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