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Virtual Demo Day – 製造業イノベーション特集
2022年2月4日
第6回Virtual Demo Dayのご案内
(テーマ:製造業イノベーション)Monozukuri Ventures(MZV)が、業界動向やスタートアップの紹介、情報交換の場をご提供していく「Monozukuri Ventures Virtual Demo Day」。
第6回は2月4日(金) 13時より、「製造業イノベーション」と題して、MZVの製造業イノベーション領域の投資戦略をご紹介いたします。また後半では「製造業イノベーション」分野の最新の米国スタートアップをビデオでご紹介いたします。
製造業にイノベーションをもたらすスタートアップに投資するMZV
MZVでは「製造業イノベーション」を、製造業DXの枠にとどまらず、製造業のイノベーションに必要な「素材・部品」や「先端製造技術」「調達・サプライチェーン」などを含んだ、幅広い領域として定義し、それぞれの領域で積極的にスタートアップ投資を推進してきました。
2021年12月には日本経済新聞の「京都発ベンチャーファンド、米半導体材料に出資」という記事で、MZVが製造業イノベーション分野のスタートアップ出資を通じて、米国のスタートアップと、日本の半導体や素材関連企業への橋渡しをしていることをご紹介いただきました。
MZVの取り組む「製造業イノベーション」でのスタートアップの発掘の最新事情を、ぜひ今回のイベントで知っていただければと思います。
2022年からは弊社Virtual Demo Dayをよりオープンなイベントとして位置付け、参加者をLPの方々に限らず、弊社への出資やハードテックスタートアップに興味をお持ちの幅広い方々にご参加いただきたいと考えています。
Sequoiaが投資するMira Labs社が登壇
MZVでは最新のデジタル技術を利用して、工場での作業の効率化や安全性の向上などを実現するスタートアップを米国で発掘し、日本市場への紹介や、出資などを実施しています。
例えば、今回Virtual Demo Dayに参加するMira Labsは、iPhoneを基盤に使うことで導入にかかる一連のコストを大幅に下げることに成功した、ARゴーグル製品Mira Prismを提供しています。当初はARグラスとしてエンタメ分野での利用が期待されており、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「スーパー・ニンテンドー・ワールド」で2021年2月から利用されています。
Mira Labs社はハンズフリーである利点を生かして、工場の労働者が、リモートの管理者と画像や音声を使ったコミュニケーションや、リモートの管理者が設計したワークフローに沿った作業を実施するといった「製造業DX」の分野にフォーカスしています。世界最大規模のコーク・インダストリーズが大手IT企業が開発したARゴーグルを押しのけ、全社の共通プラットフォーム製品として採用するなど、今後の成長が期待される製造業DXソリューションです。
MZVでは、プリシードやシード期のスタートアップにいち早く投資し、数年後のトレンドを掴むだけでなく、非投資先スタートアップについても、モノづくりをはじめとするさまざまな支援を実施しております。MZVにとってVirtual Demo Dayの開催は、投資先への資金調達や顧客獲得の機会提供にとどまらず、ハードウェア・スタートアップ・エコシステムへの支援の一環と考えております。