FAQ
一般
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なぜMonozukuri Venturesなのですか?
この社名は、日本のMonozukuriの精神を大切にし、世界中の起業家が、より早くよりよい品質のプロダクトを、作る数の制約なく世の中に届けることができるような世界を目指す私たちの意思を表しています。
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個人または既存の企業をサポートしていますか?
個人と、米国または日本で設立された企業の両方をサポートしています。
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資金調達およびそのテクニカルコンサルを受けるオフィスを訪れる必要がありますか?
必ず訪れる必要はありません。しかし、テクニカルコンサルを受けられる場合は、そのプロジェクトのキックオフやテストの際に、訪れていただくのをお勧めします。 残りの時間は、リモート会議やメールを介してコンタクトを取ることも出来ます。
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日本語のスキルは必要ありますか?
ありません。英語で対応することが出来ます。ポルトガル語も対応可能です。
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なぜ日本をハードウェアスタートアップのハブと考えるのですか?
世界競争力報告2019(出典:WEF)によると、 日本は世界競争力ランキングで6位に位置しており、 優れたイノベーションと技術を有した国の一つです。世界で4番目に大きな経済規模を持つという点においても日本は、スタートアップにとって魅力的な市場であると考えます。特に、少子高齢化問題に伴って整備された先駆的なデジタル・物理インフラにより、 IoT医療の分野が盛んになっています。
また日本企業は、製造業におけるベストプラクティスの自動化および実装において世界を牽引しています。トヨタ、ソニー、パナソニックのようなグローバル企業は、「Kaizen」という言葉が世界で注目されたように、 製造技術のプロトタイピングおよび設計デザインに優れています。 また、日本はロボット産業の主要製造国および輸出国というだけでなく、早期からロボットを導入してきた国でもあります。稼働中の産業用ロボットの数は世界トップであり、世界中に出荷されているロボットの50%が日本で製造されています。
日本は、アメリカ・ドイツに次いで、イノベーションが生まれやすい国であると評価されています。以上のことから、スタートアップは、コストを考慮した最高の提案を得ることが出来ます。
テックコンサル
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どういったテクニカルコンサルを提供していますか?
私たちはベンチャーキャピタルであると共に、 スタートアップが必要とする量産化試作、技術あるいは製造に関する課題に合わせた支援を行います。プロジェクトに関する詳細をお送りいただければ、お客様の最終目的とご都合に合った最適なスケジュールを相談させていただきます。
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Monozukuri Venturesと共に仕事をするのはどの段階ですか?
Monozukuri Venturesのwebページを拝見されていることから考えると、答えは「今」である可能性が高いです。 経験上、多くのスタートアップはロードマップを過小評価し、ロードマップにおける現在の段階を過大評価しています。ぜひ、エキスパートからの意見を得るためにも、ご連絡ください。
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量産化試作(DFM: Design For Manufacturing)とは何ですか?
量産化試作(DFM)は、ハードウェアスタートアップにとって死の谷とも言われています。 DFMは、製造機能を最適化し、コストを抑え、高品質、信頼性、規制順守、および安全性の保証を目的とした製品を設計するための統合プロセスです。 このプロセスは、次のステップへの時間と資金を抑えることに繋がるため、プロジェクトにおいて重要なステップとなります。そのため、我々は専門家と協力してこのDFMに関する支援を行なっています。
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プロトタイプ開発を一からアウトソースすることは可能ですか?
度重なるコンセプトの変更とそれに伴う作業量と時間の増加の可能性があることに同意いただける場合、どのようなプロトタイプ製造にも対応します。まだプロトタイプをお持ちでない場合、京都に拠点を置くメーカースペースのKyoto Makers Garageにおいて、3Dプリント、レーザーカット、CNCルーティング、その他のプロトタイプ作成に役立つリソースをご利用頂けます。概念実証(PoC: Proof of Concept)で実用プロトタイプが完成している場合、目標に基づいてカスタマイズされたマスタープランに取り組みます。日本国内の広範な供給ネットワークにアクセスし、お客様のニーズに合わせた高度な製品の制作を支援します。
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どうやったらMonozukuri Venturesのテクニカルコンサルを受けることができますか?
テクニカルコンサルをさせていただくためには、NDAを結んだ後、以下のような情報を共有して頂くとスムーズにサービスを開始させて頂くことが出来ます。
最新のビジネスに関する資料
プロトタイプの目標を含めたプロジェクトの概要
製品仕様+ファイル(CADファイル+ BOM)
プロトタイプ+デモビデオ(お持ちの場合)
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Monozukuri Venturesが提供するテクニカルコンサルの対象範囲は?
我々は以下のようなサポートを行なっています。
1.プロジェクト全体の検証
-現在のステータスを視覚化
-大量生産を見据えた最適戦略の作成
2.プロトタイプ作成段階でのサポート
-プロトタイプ作成の準備支援(ドキュメント、組織、手順)
-サプライヤーの検索/選定の支援
-プロトタイプ作成手順の制御を支援
3.量産段階でのサポート
-量産の準備支援(ドキュメント、組織、手順)
-サプライヤーの検索/選定の支援
-大量生産を行うための環境整備を支援
-生産工程の監視を支援
4.その他
-現時点で作成済みの製品の製造コスト削減
-サプライチェーンの効率化
-技術アドバイスの提供
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なぜ見積もりのためにBOM (部品表)が必要なのですか?
サプライヤーから正確な見積もりを得るためです。 実行可能な提案をさせて頂くためには、部品の名前、仕様、製品の図面といった情報が必要となります。加えて、 製品や現時点での開発状況を理解できるため、この情報は我々にとっても重要です。要約すると、以下の目的で部品表が必要となります。
-適切な見積書を出すため。
-製品/プロトタイプを理解するため。
-適切な候補サプライヤーを選定するため。
-スタートアップの製品開発の段階を理解するため。
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MZVのテクニカルコンサルの料金表はありますか?
開発段階、難易度、作業時間、材料、リスクなど、プロジェクトの詳細に依ります。お客様に適した見積もりを提供できるように、まずはお問い合わせください。
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テクニカルコンサルを受ける場合、どのくらいの頻度でサポートしてもらうことが可能ですか?
通常、プロジェクトの作業に週8時間を費やします(プロジェクトのフェーズによって異なります)。 もちろん、必要に応じて、プロジェクトにもっと時間を割くことができます。
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最終製品の認定を取得するための支援をしていますか?
選定されたサプライヤーとともに、参入を予定している市場/国で必要とされる認証を取得することを支援しています。
投資
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どのようなスタートアップに投資していますか?
日本もしくは米国に拠点をもつシード、アーリーステージのスタートアップに投資しています。主な投資領域はヘルスケア、インダストリアルIoT(IIoT)、クリーンテック、スマートホーム、シェアリングエコノミー、アグリテック、ウェアラブル、AI、ロボット、宇宙テックなどです。資金用途はハードウェアの試作品開発費となります。
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投資規模はどれくらいですか?
投資金額は1,000万円〜10,000万円で、普通株、優先株に加え、コンバーチブルノート、SAFEやKISSでの投資をしています。
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MZVから投資を受けた場合、資金以外にどういった支援を受けられますか?
必要に応じて、テクニカルコンサルや、将来のビジネス構築のための情報提供及びネットワークの紹介、その他資金調達や経営面など、専門家のアドバイスが可能です。
コミュニティ
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Monozukuri Hub Meetupとは何ですか?
Monozokuri Hub Meetupとは、Monozukuri Venturesが京都および東京で開催する定期的なイベントです。スタートアップの創業者、起業家、 投資家や業界のリーダーが集まり、課題や困難について議論したり、有意義なコネクションを作ることを目的としています。 イベントに参加希望の方は、ぜひご気軽にご連絡ください。
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我々スタートアップ企業を他のエンジェル投資家やVCに紹介してもらうことは可能ですか?
私たちは、定期的にMeetupや投資家との交流の機会を設けています。また一方で、プロトタイプがある程度完成しており、実現可能性が高い場合は、直接投資家の方を紹介させて頂くことも可能です。もし、自身のプロジェクトについてご相談や投資家の紹介についてご質問がある場合は、ご連絡ください。
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