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【開催レポート】Monozukuri Venturesと京都府、「Kyoto Acceleration Program 2022」のDemoDayを京都で開催
ハードウェア・ハードテックスタートアップ特化型投資ファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将、以下「MZV」)は、京都府をはじめとする京都アクセラレーションプログラム実行委員会とともに、「Kyoto Acceralation Program 2022」のDemoDayを2023年1月26日に開催しました。
Kyoto Acceleration Program2022 概要と当日の様子、参加者インタビューはこちらから
DemoDayの概要
「大企業からアントレプレナーの輩出に貢献する」をミッションに、外部リソースを活用した新規事業創出プログラム「Kyoto Acceleration Program(以下、KAP)」。今年度のKAPには、株式会社エクセディ、株式会社SCREENホールディングス、マクセル株式会社、株式会社島津製作所の4社が参画しています。
冒頭、京都府商工労働観光部部長京都アクセラレーションプログラム実行委員長の上林秀行氏より挨拶を頂戴しました。その後、各社チームの発表及び審査後、KeyNoteトークとしてGOB Incubation Partners株式会社取締役副社長COOの高岡泰仁氏より「新規事業を創り出す組織づくり」についてご講演をいただきました。最後には、参加いただいた企業からのコメントを賜り、交流会を行いました。 当プログラムでは、スタートアップのCxO経験者が「バーチャルCEO」としてチームに加わり、約3ヶ月間でVC等の投資家が投資判断するステージまでビジネスプランを作り上げてきました。各社チームの発表及び審査では、各社チームに5分間のプレゼンテーションをしてもらい、発表後にVC等の投資家から投資検討プロセスに入れるか否かを検討してもらいました。 審査員として、出向起業スピンアウトキャピタル合同会社代表パートナーの奥山恵太氏、みやこキャピタル株式会社プリンシパルの何鋭氏、京信ソーシャルキャピタル代表取締役の国本丈弘氏、京銀リース・キャピタル株式会社投資部部長代理の河野慎吾氏をお招きしました。会場の様子
交流会の様子
各社チームのピッチタイトル
・株式会社エクセディ『ものづくりで実現する昆虫タンパク源』
・株式会社SCREENホールディングス『NFTを用いた埋蔵文化財活用ソリューション「まいぶんNFT」』 ・マクセル株式会社『心電ソリューションで切りひらく動物ウェルフェア』 ・株式会社島津製作所『「炎症」を見逃さない 病気の芽を摘むサービス』 4チームともユニークなアイデアでピッチ発表が行われました。 大企業社員だからこそ自社のノウハウ・技術を生かして出来ることがあります。それらを生かしつつ、参加者の熱意溢れたDemoDayとなりました。 KAPは京都だけではなく、全国の様々な企業が参画できるプログラムです。 来年度もKAPを開催していきたいと思いますので、是非ご参加ください!Kyoto Acceralation Program
大企業等の民間企業にとっては、既存の社内リソースのみでの事業創出・拡大は困難になりつつあります。こうした文脈の中で昨今注目されているキーワードの一つに「カーブアウト」があります。カーブアウトとは、経験豊富なプロフェッショナル人材やVCからの資本等の外部リソースを上手く活用し、事業の一部門を別会社として独立させることで早期に新規事業を立ち上げる手段です。国内でもカーブアウトという言葉は浸透し始めていますが、実際にカーブアウトをするための方法が良くわからないという声がありました。こちらからご覧ください。 Kyoto Acceleration Programキックオフレポートはこちらからご覧ください。
そこで「大企業からアントレプレナーの輩出に貢献する」をミッションに、外部リソースを活用した新規事業創出プログラムが2021年度に立ち上がりました。スタートアップのCxO経験者が「バーチャルCEO」としてチームに加わることで仮説検証のスピードを加速させ、約3ヶ月間でVC等の投資家が投資判断するステージまでビジネスプランを作り上げます。2022年度は、内容を更に充実、参加枠も拡大して開催しています。 Kyoto Acceleration Programの詳細はMonozukuri Venturesでは、ハードウェア・ハードテック特化型のVCからみた、製造業・ハードウェア業界動向のご紹介をしています。ご興味のある方はこちらの当社ニュースレターへご登録下さい。