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【開催レポート】Monozukuri Venturesと京都府、「Kyoto Acceleration Program 2023」のDemoDayを京都で開催

ハードウェア・ハードテックスタートアップ特化型投資ファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将、以下「MZV」)は、京都府をはじめとする京都アクセラレーションプログラム実行委員会とともに、「Kyoto Acceralation Program 2023」のDemoDayを2024年2月2日に開催しました。

DemoDayの概要

「大企業からアントレプレナーの輩出に貢献する」をミッションに、外部リソースを活用した新規事業創出プログラム「Kyoto Acceleration Program(以下、KAP)」。今年度のKAPには、株式会社SCREENホールディングス、マクセル株式会社の2社が参画しています。 冒頭、京都府商工労働観光部部長京都アクセラレーションプログラム実行委員長の上林秀行氏より挨拶を頂戴しました。その後、各社の発表、参加企業からコメントを賜りました。最後には、交流会を行いました。 当プログラムでは、スタートアップのCxO経験者が「バーチャルCEO」としてチームに加わり、約3ヶ月間でVC等の投資家が投資判断するステージまでビジネスプランを作り上げました。各社チームの発表及び審査では、各社チームに5分間のプレゼンテーションをしてもらい、発表後にVC等の投資家から質疑、コメントやアドバイス等をもらいました。 審査員として、京都府商工労働観光部部長の上林秀行氏、京都キャピタルパートナーズベンチャー投資部長の福岡亮氏、京信ソーシャルキャピタル代表取締役の国本丈弘氏、弊社シニアパートナーの木村美都氏をお招きしました。

各社チームのピッチタイトル

・株式会社SCREENホールディングス『地方鉄道の広告活用プロジェクト』 ・マクセル株式会社『世界最大の音楽体験提供サービス』

株式会社SCREENホールディングス

マクセル株式会社

2チームともユニークなアイデアでピッチ発表が行われました。 大企業社員だからこそ自社のノウハウ・技術を生かして出来ることがあります。それらを生かしつつ、参加者の熱意溢れたDemoDayとなりました。 発表者からは「課題の特定プロセスを経験する良い機会になった」「このプログラムを通して、仕事の価値観が、給料をもらうだけの感覚から『貢献した分お金に変わる』という価値観になった」などの感想をいただきました。 KAPは京都だけではなく、全国の様々な企業が参画できるプログラムです。 2024年度も10月よりKAPを開催していきたいと思いますので、是非ご参加ください!

Kyoto Acceleration Program

大企業等の民間企業にとっては、既存の社内リソースのみでの事業創出・拡大は困難になりつつあります。こうした文脈の中で昨今注目されているキーワードの一つに「カーブアウト」があります。カーブアウトとは、経験豊富なプロフェッショナル人材やVCからの資本等の外部リソースを上手く活用し、事業の一部門を別会社として独立させることで早期に新規事業を立ち上げる手段です。国内でもカーブアウトという言葉は浸透し始めていますが、実際にカーブアウトをするための方法が良くわからないという声がありました。 そこで「大企業からアントレプレナーの輩出に貢献する」をミッションに、外部リソースを活用した新規事業創出プログラムが2021年度に立ち上がりました。スタートアップのCxO経験者が「バーチャルCEO」としてチームに加わることで仮説検証のスピードを加速させ、約3-4ヶ月間でVC等の投資家が投資判断するステージまでビジネスプランを作り上げます。 Kyoto Acceleration Programの詳細はこちらからご覧ください。

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