post
【イベントレポート】第2回MIサロン京都 開催レポート
 
開催概要
・日時: 2025/7/18(金) ・会場:オンライン ・参加企業数: 5社
第2回MIサロン京都は、オンライン形式で開催されました。 今回も大企業・製造業の新規事業担当者が集まり、知見の共有や交流を行いました。各社の取り組みやスタートアップの最新トレンドを学び合い、活発な質疑応答が交わされました。
プログラム
・各社取り組み事例共有 ・スタートアップ最新トレンド ・質疑応答
各社取り組み事例共有
今回の事例共有では、自動車部品関連企業の参加者様が登壇。同社は自動車部品を中心に事業を展開しながらも、非自動車領域への挑戦や新規事業の立ち上げを積極的に進めています。 発表では、これまで培ってきた技術を活かした新しい製品やサービスの取り組みが紹介されました。特に、社会課題の解決と事業性を両立させることを重視し、既存事業に加えて新たな収益の柱をつくることを目指している点が印象的でした。また、スタートアップとの連携やビジネスアイデアコンテストを通じた社内風土づくりなど、人材育成とチャレンジ精神の醸成にも注力していることが共有されました。 製造業ならではの強みを活かしながら新たな領域に挑戦していく姿勢に関心が集まりました。
スタートアップ最新トレンド共有
後半のセッションでは、スタートアップを取り巻く最新の動向について、株式会社スタートアップサーチの参加者様より解説が行われました。 直近の国内スタートアップの注目テーマや、それを取り巻く事業環境の変化が紹介され、今後の展望を考える上で示唆に富む内容となりました。 具体的には、新しいコンテンツビジネスの海外展開や、防衛関連分野へのスタートアップ参入、生成AIを活用した新たなサービスの広がりといったテーマが挙げられました。加えて、製造業向けのソフトウェア領域や、気候変動対策を背景とした新技術、モビリティ分野における取り組みなど、複数の業界にまたがる動きが取り上げられました。 さらに、スタートアップを取り巻く資金調達環境やM&Aの動向にも触れられ、上場基準の変化や大型調達の使途の変化など、成長戦略の多様化が進んでいることが示されました。 今回の共有を通じて、国内スタートアップが直面している課題と新たな機会の双方を俯瞰でき、今後の協業や投資のあり方を考えるきっかけとなる時間となりました。
Monozukuri Venturesからのお知らせ
Monozukuri Venturesからは、今後のイベント案内が共有されました。
今後の予定
・第3回サロン 2025年8月19日(火)16:00〜18:30 会場: FabCafe Kyoto(配信あり) 基調講演:「シリコンバレーにおけるハードテックVCの役割」 Matter Venture Partners 日本代表 高乗正行氏 ・番外編(MIサロン愛知イベント) 2025年8月27日(水)15:00〜16:40 会場: Station AI(愛知県) いずれも、製造業×スタートアップのオープンイノベーションを目的としたコミュニティの取り組みであり、参加企業にも活用が期待されます。
Monozukuri Venturesでは、ハードウェア・ハードテック特化型のVCからみた、製造業・ハードウェア業界動向のご紹介をしています。ご興味のある方はこちらの当社ニュースレターへご登録下さい。
 
         
     
                 
                 
                