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【イベントレポート】第7回MIサロン京都×愛知 合同企画 開催レポート
開催概要
日時:2025/12/16(火) 会場:豊橋(武蔵精密工業 植田工場、CLUE) 参加企業数:9社
第7回MIサロン京都は、MIサロン愛知との合同企画として開催されました。 今回は、武蔵精密工業株式会社様(以下、武蔵精密工業)のご協力のもと、豊橋にて工場見学および同社のオープンイノベーション拠点「CLUE」を訪問する貴重な機会となりました。 ※本レポートは、公開可能な範囲で当日の内容を抜粋・要約しています。
プログラム
・武蔵精密工業の取組と新規事業の紹介 ・工場見学:現場主導のスマートインダストリー ・CLUE紹介とテックトレンド共有 ・交流会・意見交換
武蔵精密工業の取組と新規事業の紹介
はじめに、武蔵精密工業の担当者様から、同社の事業概要および新規事業の取り組みについてご紹介いただきました。 1938年創業の武蔵精密工業は、自動車・二輪向け精密機器製造を中核事業とし、デファレンシャルやトランスミッション分野で高いシェアを有しています。近年は「100周年ビジョン」を掲げ、テクノロジーによる社会課題解決を軸に事業領域の拡張を進めています。 海外スタートアップへの出資など、オープンイノベーションを前提とした積極的な事業展開の姿勢が印象的でした。
工場見学:現場主導のスマートインダストリー
続いて、植田工場にて工場見学を実施しました。 製造現場では、AMR/AGV「S-CART」の活用、外観検査の自動化、ロボットアーム制御の内製ソフトウェア開発など、現場起点での自動化・省人化の実装事例を実際に目にすることができました。単なる技術導入ではなく、現場の課題から出発した実践的な取組であることが、参加者にとって大きな学びとなりました。 また、EV化に伴う部品構成の変化への対応や、再生可能エネルギー比率向上への取組など、既存事業と新規領域を両立させるための考え方についても共有され、参加者同士の活発な議論が生まれました。
CLUE紹介とテックトレンド共有
工場見学後は、バスでCLUEへ移動し、同拠点の紹介が行われました。 CLUEは、電動化の進展による事業環境変化を背景に、2018年に立ち上げられた外部共創の起点となる拠点です。イベント・セミナー開催、事業会社とスタートアップをつなぐワークスペース、新規事業創出プログラムなどを通じて、これまでに複数の新規事業や共創事例が生まれていることが紹介されました。 オープンで柔軟な空間設計は、イノベーション創出の場としての機能を象徴しており、参加者にとっても、自社の取組を考えるうえでの示唆となる内容でした。 あわせて、Monozukuri Venturesより、最新のテックトレンドやスタートアップ連携に関する視点の共有が行われ、参加者の実務に直結する内容となりました。
交流会・意見交換
最後はCLUEにて交流会を実施しました。 武蔵精密工業の取組や工場見学で得た気づきをもとに、「新規事業を現場にどう接続するか」「外部パートナーとの役割分担」といった観点から、参加者同士の意見交換が行われました。 地域や企業規模を越えた対話を通じて、MIサロンならではの実践的な学びが共有される時間となりました。
まとめ
今回のサロンは、実際の現場・拠点を訪問することで、新規事業と既存事業の接続を具体的に考える貴重な機会となりました。武蔵精密工業の先進的な取組から、多くの示唆を得ることができました。 MIサロンでは今後も、企業間の知見共有や実践的な学びを通じて、参加企業同士の共創を促進していきます。
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