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【イベントレポート】第6回MIサロン京都 開催レポート
開催概要
・日時:2025/11/21(金) ・会場:オンライン ・参加企業数: 8社
第6回MIサロン京都は、オンライン形式で開催されました。 今回も大企業・製造業の新規事業担当者が集まり、現場起点の知見共有とネットワーキングが行われました。 製造業企業の新規事業担当者を中心に、「スタートアップの探し方」に関する講演および、参加企業A社による取組事例の共有が実施され、参加者同士の学び合いが生まれました。 ※本レポートは、公開可能な範囲で当日の内容を抜粋・要約しています。
プログラム
・インプットセッション:「スタートアップの探し方」 ・事例共有:サロン参加企業A社による取組事例発表
インプットセッション:「スタートアップの探し方」
はじめに、スタートアップ支援企業の代表より、「スタートアップの探し方」をテーマに講演が行われました。 明確なテーマをもとにスタートアップを探す方法から、方向性がまだ定まらない段階で情報を集めるコツまで、実務に直結するアプローチが紹介され、参加者の関心を集めました。 特に、「テーマを定めて探す」「日常的にネタを拾う」という二つの視点や、データベースに頼るだけでなく、現場やネットワークを通じて“人”から学ぶ姿勢の大切さが印象的でした。
事例共有:サロン参加企業A社による取組事例発表
続いて、製造業企業A社より、事業開発本部の責任者が登壇。 既存事業の枠を超えて、社会インフラやエッセンシャル領域への挑戦を進める取り組みが紹介されました。 「新しい素材・新しいプロセスをどう取り入れるか」 「どの段階で外部と手を組むか」 といったテーマに対して、参加者からは活発な質疑が行われました。また、組織内に多様な人材を受け入れ、新しい知見を吸収する文化づくりの重要性についても、多くの共感が寄せられました。 プログラム終了後は、登壇内容を踏まえた意見交換が行われました。 参加者からは、 「情報収集をどう習慣化するか」 「社内に知見を還元する仕組みをどうつくるか」 といった具体的な問いが投げかけられ、各社の実践や工夫が共有されました。 サロンならではのクローズドな環境の中で、実践に直結するリアルな視点が交わされる時間となりました。 スタートアップ探索も新規事業開発も、答えがひとつではない領域です。 今回のセッションを通じて、「探索する力」と「人とのつながりを築く力」が、持続的な事業創出の基盤であることが改めて確認されました。 MIサロンでは今後も、現場のリアルな知見を共有し合う場として、参加企業間の共創を支援していきます。
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