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【MBC試作ファンド】グローバル農業ベンチャーへ投資
 / 日本発「現代版IoTカカシ」が世界の農業改革へ

Makers Boot Camp(運営:株式会社Darma Tech Labs、本社:京都市下京区、代表取締役:牧野成将、以下「MBC」)は「MBC Shisaku 1号投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)の出資先として、農地モニタリングデバイスを開発・販売する KAKAXI, Inc(読み方:カカシ、本社:米シリコンバレー、CEO:大塚泰造、以下「KAKAXI」)に決定したことをお知らせいたします。KAKAXIは農地から得られる情報をモニターするデバイスと、その情報をクラウド上に蓄積できるシステムを開発するグローバル農業ベンチャーです。創業者は日本人で、米国シリコンバレーに拠点を置き、農業の透明性と効率向上を目指し世界の農業を改革してまいります。

 

KAKAXIについて

KAKAXIは、米国にて農地モニタリングデバイスと「農場から食卓まで」をつなげるプラットフォームを開発しています。このIoTデバイスは、カメラや温度・湿度・日射量・雨量等を測定するモニターを内蔵し、その計測データはクラウド上にアップされます。アプリを通じて消費者や生産者がモニターすることが可能となります。カメラ内蔵型の農地モニタリングデバイスとしては世界最小サイズで、太陽光発電や3Gモジュール掲載しているため、携帯電話の通じる屋外であれば、どこでも設置可能です。

農業の市場規模とその成長について

世界の人口は1960年の30億人から2000年には61億人へと過去40年で約倍増していますが、農耕面積は横ばいもしくは減少傾向であるため、より一層の生産性向上が求められています。第一次産業である農業の市場規模は全世界GDPの10%を占め、2050年には現在の市場規模は2.5倍となると予測されるなど、今後も成長が見込まれる産業です。KAKAXIの利用により、生産者は蓄積情報を活用した農業の効率化、グローバル食品企業は生産過程の可視化で「食のトレサビリティー」が可能となります。(データソース:Forbes)

一次産業を「IT化」で情報産業に

KAKAXIは、農業を中心とする生産産業である「一次産業」を食べ物をモノとして消費するだけではなく、生産情報の付加で食品の価値を向上させ、農業を情報産業として次の世代に残すことを目指しています。情報の可視化と農業のIoT化は生産者だけではなく消費者へのメリットとなることに大企業も気づいており、現在ネスレ等グローバル企業がKAKAXIを導入しています。農業の情報化はすぐそこまできています。

MBCは今後も金融機関や各分野の事業会社との連携をすすめ、世界に向けて「日本をモノづくり・IoTスタートアップの拠点」にすることを目指します。

https://www.value-press.com/pressrelease/203873

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