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【MBC試作ファンド】世界初のスマートフットウェア向けプラットフォーム を開発するスタートアップno new folk studio社に追加投資

Makers Boot Camp(運営:株式会社Darma Tech Labs、本社:京都市下京区、代表取締役:牧野成将、以下「MBC」)はスマートフットウェア向けプラットフォーム 「ORPHE TRACK(オルフェトラック)」を開発する株式会社no new folk studio(本社:東京都千代田区、代表取締役: 菊川裕也、以下「nnf」)へ「MBC Shisaku 1号投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)から2017年10月の投資に引き続き、追加出資を実施いたしました。nnfは、MBCからの技術支援を受け、スマートフットウェアOrpheの量産化や、世界初のIoTシューズプラットフォームの開発を進めてきました。その成果により株式会社MTG Ventures、三菱UFJ信託銀行株式会社からの新規投資と、本ファンドとMistletoe株式会社からの追加投資を受け、事業を次のステップへ進めていきます。

スマートフットウェアプラットフォームORPHE TRACKについて

ORPHE TRACKは、すべての靴をAI搭載のIoTシューズにするために開発されたプラットフォームです。AIを搭載した交換可能なセンサーモジュールで足の動きをデータ化し、ランニングフォームのコーチングや健康状態のアドバイスなどを可能にします。センサーモジュールをあらゆる靴に内蔵するための共通規格を確立し、運動能力や健康状態と密接な関係にある「歩き」や「走り」を精密に記録して解析し、利用者の生活の質を向上するためのプラットフォームとなっていきます。

MBCは、スタートアップへの投資と同時に量産化を見据えた試作支援で、技術面でもnnfをサポートしています。MBCはOrpheの量産化の前段階で、安全性や耐久性等の性能向上に向けた技術面での支援を、資金面での支援と並行して実施し、Orpheの製品化に貢献しました。

Orphe の量産化に向けた取り組み

nnfは国内の支援企業と一緒に中国の工場を利用してOrpheの最初の量産化に取り組みました。その後Orpheシューズの仕様を更新するにあたり、別の工場と量産化に取り組みましたが、コミュニケーションの難しさや製造に関する経験不足といった課題に直面しました。そこでnnfはMBCの「量産化試作コンサルティングサービス」を受け、Orpheの強度改善と安定したパフォーマンスを達成し、多くのスタートアップが直面する量産の壁を超え、今回のシリーズAの資金調達につなげました。現在nnfはORPHE TRACK搭載の自社開発シューズを今春に発売するべく、全力を尽くしているところです。

MBCは今後もこれまで投資を行ったスタートアップを支援していくと同時に、今後も国内外のスタートアップへ、技術面と資金面で支援していきます。

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