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【イベントレポート】第1回KAPサロン 開催レポート

第1回KAPサロンは、以下のアジェンダに基づいて進行いたしました。 本レポートでは、公開可能な範囲内で情報を共有させていただきます。

開催概要

・日時:2024/6/26(水) ・会場:オンライン ・参加企業数:7社

アジェンダ

・KAPサロンとは ・参加企業各社様のご紹介 ・大手企業によるスタートアップとの Open Innovation 成功実例とその秘訣について

KAPサロンとは

Monozukuri Ventures(以下、MZV)は、京都府からの支援と資金提供を受けて京都アクセラレーションプログラム(KAP)を運営しており、大手企業の共同課題解消のコミュニティとして本サロンを立ち上げました。現在は、京都府からの資金提供とKAPからの場所提供を受けて通年開催しています。過去の成功事例として、島津製作所のベンチャー企業立ち上げや、マクセルの子会社設立があります。

参加企業の紹介

複数の企業が参加し、それぞれの新規事業創出やイノベーションに関する取り組みを紹介しました。参加企業は、自動車部品、電子機器、化学製品など多岐にわたる業界から集まり、各社が注力する分野や現在進行中のプロジェクトについて共有しました。

大手企業によるスタートアップとの Open Innovation 成功実例とその秘訣について

大手企業とスタートアップのOpen Innovation(以下、OI)成功事例2つのご紹介をしました。 ある大手製薬会社との協業事例では、AIを用いた医療画像解析支援プロジェクトが成功し、製品化されました。また、製造業の企業との協業事例では、ロボット技術の改善を通じてシナジーが確認され、資本提携に至りました。 協業事例紹介のあと、MZV藤原より、大企業とスタートアップがOIを成功するためのノウハウを共有。主なポイントは下記です。 1.OIには3-5年の時間軸を持つことが重要。 2.大手企業とスタートアップ双方に適切なマインドセットと体制が必要。 3.オープンイノベーションは既存事業に近づかず、飛び地が良い。 4.高粒度の課題を持つことが重要。 議題に沿った詳細な議論と、各企業の取り組み紹介がなされました。具体的な成功事例や課題解決のアプローチが共有され、参加者同士の質疑応答も活発に行われました。 第1回KAPサロンでは、大手企業によるスタートアップとの Open Innovation 成功実例とその秘訣についてという議題で進みました。今後も、多様な議題や講演者、そして充実したコンテンツを用意しながら進めてまいります。

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