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【開催レポート】Monozukuri Venturesと京都府、「Kyoto Acceleration Program 2022」を京都でキックオフ

【開催レポート】Monozukuri Venturesと京都府、「Kyoto Acceleration Program 2022」を京都でキックオフ 大企業からの新規事業創出プログラムである「Kyoto Acceleration Program 2022(第1回目)」のイベントレポート。 ハードウェア・スタートアップ特化型投資ファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将、以下「MZV」)は、京都府をはじめとする京都アクセラレーションプログラム実行委員会とともに、「Kyoto Acceralation Program 2022」をスタートし第1回を10月6日に開催しました。

【第1回目の詳細】

今年度は株式会社島津製作所、株式会社SCREENホールディングス、マクセル株式会社、株式会社エクセディの4社に参加して頂きました。 主催者挨拶・来賓挨拶、参加者自己紹介を行った後、4チームに分かれてワークショップを実施。その後、基調講演や交流会を行いました。 ワークショップでは、「CLUE インキュベーションプログラム凝縮版」と題したワークショップを武蔵精密工業株式会社のMUSASHi Innovation Lab CLUEの鈴木隆文氏よりご講演いただきました。数十年後の未来トレンドを考え、チームごとにマインドマップを作成し、「未来」について議論。他にも、「自分を知る」ワークショップを行いました。自分に対する問いから自分にはどのような強みがあり、どういう社会を築きたいのかなど新たな自分について気付く機会となりました。こうしたワークショップを通し、イノベーターに必要なことや未来を創るための視点について学ぶ機会をご提供いただきました。 基調講演では、SpoLive Interactive株式会社(以下「SpoLive」) 代表取締役 岩田裕平氏より、ご自身のご経験に基づいた「大企業からの新規事業創出」についてご講演いただきました。SpoLiveの成り立ちだけでなく、他では聞くことが出来ないディープな内容の質問までお答えいただき、「カーブアウト」への理解を深める機会をご提供いただきました。 今後、V-CEOと共に3ヶ月の事業プランのブラッシュアップを行い、1月に予定しているベンチャーキャピタルへのDemo Dayに臨みます。Demo Dayの様子はまたレポートでもご報告します。

Kyoto Acceralation Programとは

大企業等の民間企業にとっては、既存の社内リソースのみでの事業創出・拡大は困難になりつつあります。こうした文脈の中で昨今注目されているキーワードの一つに「カーブアウト」があります。カーブアウトとは、経験豊富なプロフェッショナル人材やVCからの資本等の外部リソースを上手く活用し、事業の一部門を別会社として独立させることで早期に新規事業を立ち上げる手段です。国内でもカーブアウトという言葉は浸透し始めていますが、実際にカーブアウトをするための方法が良くわからないという声がありました。

そこで「大企業からアントレプレナーの輩出に貢献する」をミッションに、外部リソースを活用した新規事業創出プログラムが2021年度に立ち上がりました。スタートアップのCxO経験者が「バーチャルCEO(以下、V-CEO)」としてチームに加わることで仮説検証のスピードを加速させ、約3ヶ月間でVC等の投資家が投資判断するステージまでビジネスプランを作り上げます。2022年度は、内容を更に充実、参加枠も拡大して開催しています。

Kyoto Acceleration Program詳細はこちらからご覧ください。

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