【イベント登壇情報】セミナー「オープンイノベーションの理論とスタートアップ連携の進め方」に弊社CEO牧野が登壇します。 詳細はこちらからご覧ください。 このイベントは終了しました。 皆様のご参加、誠にありがとうございました。
Monozukuri Ventures(以下、MZV)代表の牧野です。「オープンイノベーションースタートアップとの連携を通じた新規事業創出の進め方ー」というテーマで動画ラーニング用のコンテンツを収録しました。詳細に関しては上記をご覧いただけたらと思いますが、ここではそのエッセンスを紹介したいと思います。
これまでハードウェアやディープテック分野のスタートアップに対する投資や試作支援を行ってきました。支援しているスタートアップの多くがBtoBやBtoBtoCのモデルであるため、日本の事業会社への紹介や事業開発も行ってきました。そうした中で、「スタートアップとの連携に関しては積極的に進めたいが、どのように評価や連携したらよいか分からない」といった声を聞いてきました。 そこで、これまで蓄積した知見が多くの企業にとって参考になるのではないかと考え、企業研修用の動画コンテンツを配信するアントレプレナーファクトリー社と連携して、オープンイノベーション、動画コンテンツの目的
グローバル化やネットワーク化が進む中で、外部環境の変化はこれまで以上に激しく、またその変化も加速しています。このため、研究から事業開発まですべてを自社で完結することが難しくなっています。ここで注目されるのが「オープンイノベーション」という概念です。
ただ「オープンイノベーション」という言葉を知っていても、「本当に成果はあるのか」「どのように進めたらよいのか」そんな悩みを抱えている企業が多いのも実情です。そこで、私達がこれまでスタートアップと大企業との連携を通じて得た知見を共有し、より多くの企業が「スタートアップとのオープンイノベーション」に踏み出せるようにしたいと考えています。オープンイノベーションとは
2003年、カリフォルニア大学バークレー校のチェスブロー博士が提唱した概念で、従来のイノベーションの進め方(=「クローズドイノベーション」)に対して、新たに組織内部のイノベーションを促進するための概念として「オープンイノベーション」という言葉を提唱しました。彼の定義によると、オープンイノベーションとは「企業が自社の技術の価値を高めるため、社内のアイデア同様に社外のアイデアを活用し、事業化に際しては内部および外部の経路の両方を活用する」という考え方です。この概念はその後、広く普及するようになりました。
世界におけるオープンイノベーションの現状
イノベーションというと、多くの方がスタートアップというイメージを思い浮かべるかもしれません。それは事実ですが、コンサルティング会社が発表するイノベーティブランキングには、100年以上の歴史を持つ企業も多数ランクインしています。なぜ100年以上も歴史をもつ会社がイノベーションを継続出来るのか、その鍵が「オープンイノベーション」にあったのです。#003_製造業におけるオープンイノベーションの取り組み方
日本におけるオープンイノベーションの現状と課題
日本でも、2010年以降、スタートアップと連携したオープンイノベーションの取り組みが進んでいます。また、政府は2022年に「スタートアップ5カ年計画」を発表し、ディープテック立国を目指そうとしています。こうした流れに呼応するように、ハードウェアやディープテック領域に投資するCVC設立が増加しており、その大半は製造業企業が中心です。#008_日本企業のオープンイノベーション戦略–製造業の新たなる挑戦の時代–
オープンイノベーションの取り組み方
スタートアップとのオープンイノベーションを成功させるためには、以下の5つのステップが重要だと考えています。
米国ディープテックスタートアップとのオープンイノベーションの可能性
最後に、米国スタートアップとのオープンイノベーションの可能性について触れたいと思います。米国のスタートアップといえばシリコンバレーという印象を持たれている方も多いと思いますが、ディープテック分野では東海岸や中西部にも注目が集まっています。
MZVのオープンイノベーションのサービス一覧
・動画ラーニング用コンテンツオープンイノベーションースタートアップとの連携を通じた新規事業創出の進め方ー ・オープンイノベーション実践プログラム オープンイノベーション実践ツアーについて ・アクセラレーションプログラム KAP(KYOTO ACCELERATION PROGRAM) A-MAP(Aichi Manufacturing Acceleration Program) DAP(DEEPTECH & AI ACCELERATION PROGRAM) ・新規事業の生み出し方や継続の仕方を情報交換するコミュニティ KAPサロン ・その他、開催イベント、過去のイベントレポートなど EVENTページ
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Monozukuri Ventures CEO。愛知県出身、京都に住んで17年。ずっと関西中心にスタートアップに関わる仕事をしています。今は京都の梅小路エリアにてスタートアップ、アーティスト、クリエイターが集うような街づくりにも挑戦中。2児の父親として育児も頑張ってます!!