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Virtual Demo Day #6 「製造業イノベーション」開催!
先週の金曜日に、2022年になって初めてのMonozukuri Ventures Virtual Demo dayを開催しました。
今回のテーマは「製造業イノベーション」。詳しくは先週の記事で説明していますので、この投稿では、ご説明した内容をかいつまんでご紹介します。
なお全編は以下の動画でご覧いただくことが可能です。資料(PDF)は、こちらのリンクからダウンロードいただけます。
米国のシード投資件数がコロナ以前の水準に
2021年になって、米国のスタートアップのバリュエーション(企業価値)は高騰しているので、2021年4月以降、プリシードやシード期のスタートアップへの投資金額は、過去最高を更新するレベルでしたが、投資件数は奮っていませんでした。
2021年8月になって、やっと投資件数がシード・プリシードともに過去の水準を超えてきています。
これは、シリーズA以降のベンチャー投資が2021年6月以降、飽和気味であることが関係しているかもしれません。
ただ、ハードウェア系スタートアップへの投資は、サプライチェーンの混乱を受けて依然、厳しい状況が続いています。
製造業イノベーションを4つのカテゴリーに分けて投資
Monozukuri Venturesでは、2017年に立ち上げた1号ファンド(試作ファンド)から、製造業のイノベーションにインパクトを与えるスタートアップに投資していました。2021年に立ち上げた2号ファンドでは、この動きをさらに進めて、「製造業イノベーション」分野への投資を、日本・米国の両方で加速しています。
われわれMonozukuri Venturesが重点的に投資する製造業イノベーション領域は、以下の4つのカテゴリーから構成されています。
今後は、まだ投資スタートアップが少ない、「サプライチェーン」と「先端製造技術」の分野への投資を推進していきたいと思います。今回、デモデーに参加する4社のうち2社(MonoLets、Factor)は、サプライチェーンのデジタル化を推進する技術を持つスタートアップになります。
東海岸・中西部の、知られていないスタートアップに投資
Monozukuri Venturesは、日米を合わせて全投資件数の約3分の1にあたる17社が、米国東海岸のスタートアップです。また2020年のコロナ禍が始まってからは、製造業が盛んな中西部(いわゆる五大湖の周辺地域)のスタートアップやエコシステム(アクセラレーターなど)から積極的なアクセスを受けており、投資件数が増えてきています。
なお、Monozukuri Venturesの東海岸・中西部での取り組みについては、2月18日に東京・虎ノ門ヒルズで開催される「ILS2022」にて「日本の製造業復活の鍵を握る、米国東海岸スタートアップ」と題して詳しくお話させていただきます。
[ILS2022] 日本の製造業復活の鍵を握る、米国東海岸スタートアップ
4年間で日米のモノづくり系スタートアップ50社にVC投資したMonozukuri Venturesが、米国製造業の中心地である東海岸や五大湖地域で起きている、スタートアップとの連携(エコシステム)の最新事情を紹介。製造業の未来に繋がるヒントを探ります。
今後もVirtual Demo Dayで日米のスタートアップの現場をお届け!
Monozukuri Venturesは、今後も「製造業イノベーション」をはじめとして、さまざまな情報をお届けしていきます。もしご関心がございましたら、以下のリンクからご希望の情報をどうぞ!
Virtual Demo Day #6 製造業イノベーション
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